「漫画･伊藤伝右衛門物語」記者発表会

2月1日(火)、福岡県飯塚市において
｢漫画･伊藤伝右衛門物語｣の
記者発表会を開催します。

お時間の許す方は是非ご参加下さい。


期日：2011年2月1日（火）　

・記者発表会

時間　16時00分～17時30分
場所　福岡県立飯塚研究開発センター 2階
(福岡県飯塚市川津680-41)


・懇親会　

時間　17時30分～
場所　同センター内レストラン Be秋桜
※懇親会は会費2,000円です。
是非ご参加下さい。


福岡県立飯塚研究開発センター

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｢漫画･伊藤伝右衛門物語｣制作委員会　事務局
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福岡県飯塚市新立岩9-8
E-mail：[e-mail]

伊藤伝右衛門物語の制作にあたり

東京に住んでおりますと、筑豊、飯塚への誉め言葉を聞くより、
悪口や筑豊をおとしめる言葉を聞くことの方がはるかに多いものです。

これは、私たち筑豊を離れた一部の人間たちの責任でもあると思います。


話を盛り上げようと思って、
年中ピストルで銃撃戦があるとか、
保険の指狩り族発祥の地であるとか、
自虐ネタで笑いをとっているように、
筑豊を恐ろしいところであるというような印象を
まわりに与えたような気がするのです。


私もそうだったような気がします。


そんな自分の愚かしさに対する罪滅ぼしと申しましょうか、
伊藤伝右衛門物語の漫画化を思いつきました。


町を元気づけるということは、まず住民が地域への誇り、
自尊感情を高めることではないかと私は考えています。
その結果として人口増や活性化につながるような気がします。


郷土史家・深町純亮先生の伊藤伝右衛門物語、
あるいは明治の麻生家をテーマにした筑豊三代、
あるいは五木寛之さんの青春の門。

いずれも男の生き様、女の強さ、
地域への愛着、堂々と胸を張って、


筑豊はよかとこです。

と言える文化的資料が、この地には山ほど眠っています。



私はたまたま東京におります。
たまたまマスコミの末席におります。
いい素材があれば、東京発の全国発信。
世界発信ができる立場におります。

そのいい素材が伊藤伝右衛門物語でした。


日本で最も老舗である。といってもいい講談社という出版社も、
その素材の面白さに着目してくれたから、講談社コミックスという
花形シリーズでの出版を決意してくれたのだと思います。


白蓮さんが宮崎龍介氏と駆け落ちしたとか、
ドロドロした男女関係はこの際どうでもいいことです。


彼の功績をたどれば、筑豊の若い父親が幼い子供に向かって、

「どげや、筑豊にもえらい人がおったろが…」

といえる人物であることは間違いありません。
ですから、この漫画は、伝右衛門と白蓮さんの騒動には
一切ふれておりません。


あれは子供には聞かせられないことです。


それより、10年も結婚生活が続いたわけですから、
せめて、最初の2～3ヶ月は、
白蓮さんも伝右衛門に惚れていたのではないだろうか。


金の切れ目が縁の切れ目という言葉がありますが、その逆もあるのではないか。

金の力だっていい、女が男に惚れることだってあるじゃないか。


惚れられた伝右衛門さんを描くことが筑豊の男のすごさを表現するのではないかと考えました。



津流木　詞朗
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なお伊藤伝右衛門については以下をご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E4%BC%9D%E5%8F%B3%E8%A1%9B%E9%96%80



｢漫画･伊藤伝右衛門物語｣制作委員会　事務局
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福岡県飯塚市新立岩9-8
E-mail：[e-mail]